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図書館からお届け!今月のおすすめ本(2021年6月)

歴史探偵 忘れ残りの記

半藤一利(著)/文藝春秋

昭和史研究の第一人者半藤一利さんの遺作エッセイ集です。含蓄のある言葉がつづられ、その見識の深さ、一本筋の通った理屈は、気骨あふれる昭和の男そのものです。半藤さんの幅広い知識と多彩な人脈に圧倒されつつ、昭和の歴史を正しく後世に伝えることの大切さを教えてくれます。

あしたの幸福

いとう みく(著)/松倉香子(絵)/理論社

父子家庭の雨音は突然の事故で父を亡くしてしまいます。生涯出会うはずのなかった産みの母との生活は、毎日が緊張の連続となります。新しい生活の中で、亡くなった父、離れていた母の深い愛情を感じながら、少しずつ心を開いていきます。あしたは今日より幸せになりそう!と思える一冊です。

いえのなかと いえのそとで

レウィン・ファム(さく)/横山和江(やく)/あかつき

コロナは、世界中の人の心と体に深刻な影響を与えています。目に見えないものに対する恐怖心やいわれなき差別で、大切な夢や勇気を失わないように、希望を持とう!と、この本は呼びかけます。
命を守るために戦っている人のことを胸に、しなやかなこころで私たちもがんばりましょう。