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特集
図書館からお届け！今月のおすすめ本（2021年4月）
希望の一滴 中村哲、アフガン最期の言葉
中村 哲（著）/西日本新聞社
アフガニスタン、カンベリ沙漠の2008年の写真は、「死の谷」と呼ばれた砂一色の写真であった。
しかし、2016年に撮影された写真は、同じ場所とは思えないほど緑豊かである。この偉業を成し遂げた中村哲は、アフガニスタンに希望をもたらした日本人として有名である。実行力の人・中村哲の言葉だからこそ、その重みが響く１冊である。
ブタとともに～A Life with Pigs ～
山地 としてる（著）/青幻舎
香川県三豊市で養豚場を営む「おっちゃん」上村宏さんと1200頭のブタたちとの暮らしを10年にわたり撮り続けた山地としてるさんの写真集「ブタとおっちゃん」が絵本になりました。「ブタは人に食べられるために生まれてきた。だから、絶対に粗末に扱っちゃいかん」送り出す悲しみを抱えながら、限られた時間を慈しみ、愛するものと共に過ごす喜びに命が輝きます。岸壁に横になり、瀬戸内海の潮風をうけるおっちゃん。ブタを愛し、生き物を愛し、人生を愛した人です。
マンガで世界を救うぞ！ SDGｓマンガ化計画
一般社団法人SDGｓ×マンガのチカラ（編）/ 講談社エディトリアル
SDGsって言葉はよく聞くようになったけど、よくわからないというあなた。マンガでおもしろく読むうちにSDGsのことがわかります。いがらしゆみこ、弘兼憲史、浜田ブリトニーなど有名な漫画家さんが協力しています。SDGsの入門書として手軽に読んでみてください。