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特集
図書館からお届け！今月のおすすめ本（2022年5月）
ウスビ・サコの「まだ空気読めません」
ウスビ・サコ（著）/世界思想社
1991年来日、2002年に日本国籍を取得した著者が、来日直後の文化・習慣の違いからくる驚きの数々、そして今思う、本当のおもてなしや空気を読むことの意味を、ユーモアたっぷりに、ときに厳しく説いています。ＩＴの発達により、世界が瞬時につながり、多様性が求められる近年。日常の良好な人間関係のためのヒントを与えてくれそうです。
清く楽しく美しい 推し活 ～推しから愛される術～
河西邦剛、松下真由美(著)/東京法令出版
多くの人が「推し活」を楽しむ時代。著名人に対するストーカー行為やSNSでの誹謗中傷、著作権に違反する投稿などが大きな問題となっています。本書では、法律に基づき、弁護士がアイドル・ファン双方の目線で、何がルール違反なのか、わかりやすく解説しています。愛する推しに胸を張れる推し活を楽しむための指南本です。
ここが わたしの ねるところ －せかいの おやすみなさい
レベッカ・ボンド(文)/サリー・メイバ―(作画)
まつむら ゆりこ(訳)/福音館書店
世界中の子どもたちの寝ている場所が、心を込めた色鮮やかな刺しゅうとフェルトで作られた人形で表現されています。ハンモック・蚊帳・中庭、それぞれの気候風土に合わせた眠りの工夫がなされています。安心して心地よい眠りにつける日が一日でも早く、世界中の子どもたちへ訪れますようにと願わずにはいられません。