1. HOME
  2. 特集
  3. 図書館からお届け!今月のおすすめ本(2023年8月)

SPECIAL

特集

図書館からお届け!今月のおすすめ本(2023年8月)

いとエモし。 超訳 日本の美しい文学

koto(著)/サンクチュアリ出版

万葉集、枕草子といった有名な古典文学を、著者の感じたままに現代風に超訳し、まとめられた一冊。『いとをかし=まじエモい』と表現し、作者の「感情の揺らぎ」や「魂の爆発」に重きを置いた言葉には、現代に通じる『想い』が読み取れ、色鮮やかなイラストとともに、胸に迫ります。原文と訳文を交互に読み返すことで、より面白さを感じる作品です。

教室を生きのびる 政治学

岡田 憲治(著)/晶文社

友達は多いほどいいは間違い、立派な人なんていない、話し合いでは解決しないなど、目からウロコの言葉が並びます。不透明で楽しくも鬱陶しい人間の集まりである教室で、半径5 メートルにおける安全を保障するにはどうすればいいか?学校内のあるあるエピソードを政治学の観点で解説していきます。政治学の知恵って有効なスキルになりますよ!

おばけえんは すぐそこです

山崎 るり子(詩)石黒 亜矢子(絵)/福音館書店

おばけたちが通う「おばけえん」では、大入道が遊具で積み木遊びをしたり、唐傘おばけが散歩中に風に飛ばされたりと毎日大さわぎです。ちょっと怖くて、愉快なおばけたちの園生活が15編の詩でつづられていきます。言葉のリズムが楽しく、声に出して読みたくなります。皆さんも行きませんか?「おばけえん」の入り口は、ほらそこに…。