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図書館からお届け!今月のおすすめ本(2024年1月)

小公女たちのしあわせレシピ

谷 瑞恵(著)/新潮社

謎だらけの老女が残した、本とお菓子のレシピがつなぐ6つの物語です。偶然見つけた「小公女」の本の中にあった手書きのレシピ。懐かしい物語とお菓子作りが、人々の縁を紡いでいきます。過去を後悔しても、やり直すことはできないが、悲観ばかりもしていられない。人はもろくも強いのです。元の本を読んでいなくても十分楽しめる内容です。

中高生からの法と学校・社会

小貫篤・加納隆徳・江口勇治・齋藤宙治( 著) /清水書院

この本は、中高生にとって身近な出来事やトラブルを『家庭と法』、『学校と法』という2つのチャプターに分けて、ブラックバイトやSNS 上の個人情報を巡る問題など具体的な事例をもとに、法や社会制度の視点から解説しています。法律の知識だけでなく、社会の在り方、人との関わり方を学べる1冊です。

ピアノ

いせ ひでこ(作)/偕成社

新しい家に引っ越して不安な主人公が、「カノン」のメロディに導かれたどり着いたお屋敷では、おじいさんがピアノを弾いていました。おじいさんがピアノを弾く場面は、絵本から音楽が聞こえてくるようです。淡い色彩と光が奏でるハーモニーが本当に美しく、音楽のもたらす喜びが、主人公たちの気持ちをそっと後押しする優しさに満ちた本です